あんときのアレ

日常の回顧録

虚しさと哀しみと~愛犬の急逝~

2019年9月14日(土曜日)未明に愛犬パグのこじろうがパグ脳炎の疑いによる発作で急逝してしまいました。

前日の午後に急に発作によって体調が悪化して帰宅後病院に連れていったのですが、診断の結果パグ脳炎の疑いが濃厚と言うことでした。
最新の医療を尽くせばいくばかの延命は望めますがどうしますか?と問われましたが、あちこちに針を刺されたり、麻酔をかけて医療機器に繋がれる姿はどうしても堪えられなかったので緩和の処置をお願いして連れて帰りました。


いつもいる部屋に専用の個室を急遽準備して、落ち着ける環境を整えて上げて、小康状態になったかにみえたました。
後で先生とお話ししたところ発作の後は状態が落ち込む事が多々あると言うことでしたので、隣で休憩してました。

家の者が就寝する頃には、私は寝落ちしてたのですが、呼吸は安定していたので就寝したとの事でした。更にその後に別の家人が帰宅したときにはいつもと変わらずにいびきが聞こえていたと言ってましたが、私が気付いたその時には呼吸は止まっていました。その間はいくらもなかったと思われます。


暫くの間、呼び掛けて身体を撫でていたのですが反応はなく逝ってしまった事を受け入れざるを得ませんでした。

瞼を閉じさせて、口元を綺麗に拭き、身体も拭いて上げて、仮の柩にこじんまりと納めて、身体を冷やしてあげてから寝所でボーッとしていたは家人がリビングに表れたので逝っちゃったと伝えました。
日常を見ているとお世辞にも仲良くしてる風には見えなかったのですが、涙を流して悼んでくれていたので、こじろうによかったねって話しかけてあげました。

顔は苦痛とは程遠い顔でしたので、そこだけは良かったと思います。

葬儀も家族で見送れたのでホントに良かったとは思います。

でも、やはり彼がいなくなったのは事の他大きく、以前の様に過ごしている事ができません。

私に一番懐いていたと勝手に思っていますが、夢にまで出て来てくれます。家族もあーしてあげたらのかったとかもっと構ってあげたかったと言ってくれてるので、家族として過ごした7年間、彼に幸せな時間をどれだけ上げられたかは彼にしかわかりませんが、家族に迎えて良かったと思います。


私はリビングで生活しているので仕事以外ではいつも一緒でした。起床したら駆け寄ってきて挨拶もしくはご飯頂戴!って言ってくるあの顔が忘れられません。
帰宅するときも姿が見えると吠えて迎えてくれてました。玄関に入るとリビングの扉の前で待ち構えてるあの姿も。。。

あれだけ存在感があったこじろうがいなくなって、リビングがとても静かです。その静かさに慣れるまで当分掛かりそうです。


今朝も新しいお水を上げて出掛けてきました。たぶん寝惚けた顔して見送ってくれてたと思います。